ワイン造りの名手はアルザスの
名シェフ?


「私の趣味は何か、ですか?仕事です。あとは家族と一緒にいること。一緒にサイクリングをしたり泳いだり、家はヴォージュ山脈が裏山のようになっているので、そこを散策し、季節によっては栗拾いや茸狩りを愉しみます。そして絨毯の蒐集。家中を絨毯で飾るんです」

ヒューゲル家では全員が家族を大切にするのだとも言う。現在の社長は従兄弟のジャン=フィリップ・ヒューゲル。一族の最長老ゆえの責だそうだ。と言うのも、その始まりから今に至るまで一族経営を貫いているヒューゲル家では、社長の名は法人手続き用。全員の給料は同じだし、そもそもワイン作りに肩書きは無用の代物。役者にとって舞台が命なように、彼らの命は葡萄畑なのである。ちなみにエティエンヌが生まれた月は10月であったため、畑にいた親父さんは息子の誕生すら知らなかった。おそらく絆は、それほどまでに深いのだろう。ヒューゲル家のワイン作りは目下5人のヒューゲルによって生産・経営されているが、阿吽の呼吸だそうだ。
「役割分担は一応あるわけですが、例えば兄は醸造責任者になっているものの私も一緒に仕事をしますよ。ストラスブール大学の商学部を卒業し、その後はマコンの葡萄栽培・醸造学校に一年行きました。そして家に戻ってくるまではブルゴーニュ、ボルドー、カルフォルニアの葡萄園で研修もしました。

私たちは時間や場所が違っても共通のワイン造りの哲学を持つんです。ワインとは葡萄の実の中に存在しているものだと。だから葡萄の持っている力を損なわないようにする。ヒューゲルの葡萄の平均樹齢は50〜60年。畑を大切にしたから育っている葡萄たちです。これを手で摘み、重力を利用して、ポンプを使わずに、慎重に自然なワインを造っていく」

ヒューゲル・エ・フィスは派手な宣伝は何一つしない。それどころか、近年アルザスでも制定された格付けすら無視している。その理由をエティエンヌはこう言う。

 

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