エティエンヌ・ヒューゲル


ともかくトケイですが、これは最上のものは100年を超えて熟成します。マイケル・ブロードベント(英国人。ワインの権威として知られている)が1983年に当家に来て、1865年ものをテイスティングして完璧と言ったほどです。
こういう芳醇なワインは温かいフォアグラ料理でレーズンを添えたものと合わせると最高なんですが、なんと私は日本で発見したのです。かつおだしとの相性が素晴らしい。天つゆで食べる天麩羅でトケイを飲んだら!
私はもう、本当に美味しくて驚きました。それから煮物もいい。だしの旨味が素材に染み込み、トケイと寄り添うのですねえ。

えっ、チャーチル元首相も当家のトケイがお好きだったと? それはシガーに合うからではないかと?
あー、その、私は彼が美食家だったとは思えないのです。えー、アルコールはすべてワインも含めてお好きでしたし、シガーもお好きだったわけで······。

実は私は料理が大好きなんです。家庭では妻や子供、友人に和食を振る舞ったりもします。日本で味噲、米、酢、海苔などを買いこみ、鮨&味噲汁ディナーを作る」

エティエンヌのヒューゲル・エ・フィスにおける主な仕事は収穫期以外は広報活動と経営だと言うが、美食外交はフランス外交のお家芸だけではないようだ。その上で彼はなかなかの美貌の人。憂いを含んだ瞳、繊細な顎と唇、すっと通った鼻筋、長身で引き締まった身体、と見映えがする。もっともそれは、穴のあくほど見つめていればわかることであって、第一印象はどちらかと言うと野暮。地味で生真面目の一言。が、それが彼のキャラクターなのだ。

 

トップページへ

戻る

次へ


Association Les Hénokiens Hugel & Fils3 rue de la première armée F 68340 Riquewihrtel +33 (0)3 89 47 92 15fax +33 (0)3 89 49 00 10email: info@hugel.com
Copyright 1996/2017 HUGEL & FilsVINTERNET agencyalcool abuse is dangerous for your health consume and enjoy in moderation
Primum Familiae Vini