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その他にタルト・ア・ロニオン(玉葱のタルト)や、フォアグラ・アン・クルート(丸ごとのフォアグラ、仔牛肉、ラードなどを詰めたパテ)が有名です。これは食卓の上でアルザスのワインとボン・マリアージュになる。 アルザスでは料理もワインもドイツ風ではないかと?アルザスの歴史は1648年からフランス領。1871〜1918年までがドイツ領。双方の影響があるのは当然ですよ。フォアグラはご存じのようにフランスの美味の代表ですが、アルザスはペリゴールと並ぶフォアグラの産地です。パンやお菓子にはドイツ風のものが多いとは言え、料理としてはソースを使うフランス料理に近い。そしてワイン。壜の形はドイツ。醸造技術は120パーセント、フランス。原料葡萄はドイツと同じ名前ですが、これはもうアルザス独自のテロワールで生まれた葡萄たちです」 と、アルザスのガストロノミーについて講義するのはエティエンヌ・ヒューゲル。シェフではない。1958年生まれの、創業1639年、足跡を辿れば1203年にまで遡る老舗のアルザスワインの造り手ヒューゲル・エ・フィスの12代目である。 「アルザスのワインは日本ではまだ有名ではないですね。でも和食にはとても合うんですよ。私は1990年に初めて日本に来て、それから鮨の熱狂的なファンになってしまいました。鮨のネタによりますが、辛口白のシルヴァーナーや爽やかなピノ・ブランはもちろん、リースリングもいけると思っています。
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